2012年7月5日木曜日

比叡山 無動寺谷 明王堂 光永圓道阿闍梨

生徒さんのお母様が偶然にも比叡山明王堂の光永圓道大阿闍梨さまの信者さんだというので、かねてから一度明王堂なる所に行ってみたいと思っていたので連れていただきました

比叡山坂本ケーブル山頂駐車場に車を停め,駅横の鳥居をくぐり砂利の山道を、途中に有名な閼伽井の霊水と言われる井戸を右手に見て下ること15分

明王堂は無動寺谷と呼ばれる静かな濃い緑に囲まれた急斜面にひっそりと建ってます

今日のお護摩は最初火が上がったのですが、 その後は煙がまるで蛇のようにもくもくもくもくとあがって炎が出ず、護摩堂の中はまるで、煙攻めのように灰色で霞に。こんなに火が上がらないのは初めての経験で、いぶされてシッポでも出るかしらと思いました

目の前の阿闍梨様はさぞお苦しい事だろうと思うのに、微動だにされません

読経一時間の後、階段を少し降りた写真の法曼院で、 お喋り厳禁でいただく精進料理、縁側からは大津市と琵琶湖が一望できてまるで高級老舗旅館のようです。食後のお茶を場所を変え居間で談笑

これから阿闍梨さまは朽木での夏安居、その後9日間の塩絶ち、穀物絶ちをされて、比叡山十万枚お護摩へと身体と精神を向けられるそうです

一本気な若い阿闍梨様にすがすがしさを感じた良い日でした





ラベル